九州・熊本の婚活を使命感をもって取り組む熊本の結婚相談所「婚サルサロン」の古賀です。
熊本地震から3週間。未だ予震が続く熊本へ全国各地からのボランティアの方にお越しいただいています。その受付会場が婚サルサロンのオフィスから近いため、連休中も沢山の方が行き交う姿を見てありがたくてたまりません。
婚サルサロンの会員様は全員無事ではありましたが、家が全壊、今でも車中泊の方もいらっしゃいます。誰かと一緒にいても恐ろしかった熊本地震、一人暮らしの方は真夜中の震災でどれほど怖くて心細く不安な思いで一夜を明かされたことでしょう。
殆どの方が何かしら被害を受けました。家や大切にしていたモノが壊れ、修復するには時間とお金も必要です。婚活するには協力者が必要です。婚サルサロンは、熊本県人の婚活を支援します。
一緒にいてくれる人はほしいけど、まだまだ気持ちに余裕がないと落ち込んでいる方には、メンタルケアの資格を持つ古賀が無料でカウンセリングをいたします。
ガスが止まり断水している時の食事は限られていました。震災後やっと開いたコンビニにはオニギリだけが並び、そのオニギリを車の中で一人で食べて全く味を感じなかった。と会員様が涙ぐんで話されました。
今でも水が出ない地域があります。避難所に行けない事情を抱えている方も、避難所しか居場所がない方もいらっしゃいます。
一人では出来ないことでも、二人なら出来ることが沢山あります。片付けをしながら感じています。タンス一つを起こすにしてもそうです。職場が潰れて仕事が出来ない方が毎日一人で食事をするのは辛いです。人は誰かと一緒にいるだけでも元気が出ます。寄り添う人がいたら勇気も湧きます。
震災前からご入会手続きを5月に予定していた男性と待ち合わせをした場所も時短ですが営業再開していました。
「登録されてもこのような状況ですから、しばらくお引き合せが出来ないかもしれません。」とお伝えしましたが、「全員がそうとは限らないでしょう。」と言っていただきご入会。その翌日には関東にお住まいの女性からお見合いのお申込みをいただきました。
この後、どうなるかはご本人達次第ですが、「熊本に嫁ぎたい」と言ってくださる方がいらっしゃっることが、申し込まれた男性にもですが、何より私を力づけてくれました。
地域密着型の婚活支援は地域復興に必ず繋がることだと信じて、新たな決意で熊本の婚活支援に取り組みます。
